こんにちは！キムマサルです
「FXで勝つにはメンタルが重要」ということはあなたもご存知ですよね。
ではメンタル面の問題はなぜ起こるのでしょうか？
その原因となるのが「バイアス」と呼ばれる認知や思考の歪みです。
そこで今回は、この心理にあてはまったら負けトレーダー確定の危険なバイアス5選ということで、注意すべきバイアスの特徴と改善方法を紹介していきたいと思います。
これらの正体を知っていれば、他のトレーダーと心理的に大きな差がつき冷静に先入観なくトレードができるようになるので、ぜひ最後までご覧ください！
【FX】負け犬の心理学！この5つに当てはまったら絶対に勝てません
ではまず、そもそも「バイアス」とは何なのか？ということから話していきましょう。
バイアスとは、思考や判断に特定の偏りをもたらす思い込みや情報の歪みのことで、色眼鏡で物事を見ている状態を示します。
ビジネスシーンや心理学でよく使われますが、FXで失敗するパターンの多くにもこのバイアスが絡んできます。
例えば、含み益を抱えたまま損切りするのがどうしても嫌で、過去の投資分を取り戻そうとトレードを継続してしまい最終的にはロスカットになってしまった
という経験をした事がある人も多いのではないでしょうか。
これは後ほど紹介する「サンクコスト効果」というバイアスが関わってきます。
このように、多くのトレーダーはバイアスに影響され、冷静に考えれば勝てるのに思い込みや認知の歪みによって負けてしまっているケースがとても多いです。
ここで厄介なのは、バイアスの影響は無意識に受けてしまうということ。
なのでこの問題を解決するためには、バイアスについて理解を深め
「いまの自分の思考はバイアスの影響を受けていないか？」と、
トレード時に常に意識することが不可欠です。
それでは各バイアスの特徴を見ていきましょう。
今回は
・サンクコスト効果
・アンカリング効果
・自己奉仕バイアス
・ヒューリスティックバイアス
・感情バイアス
の5つについて順に解説していきます。
1つ目はサンクコスト効果。
すでに使った費用やコストに対して「もったいない」という心理が働き、合理的な判断ができなくなってしまう現象のことです。
サンクコスト効果は先ほど話した「含み損を抱えているのにトレードを継続してしまい最終的にロスカットしてしまった」という例のように、FXにおいて非常に悪影響を及ぼします。
これを改善するためには、事前に損切りルールを決め執着心を断ち切ってルールを守ることです。
自分で決めたルールを自分で貫くことが一番ですが、それが難しそうな人は予め自動で損切りラインを設定するのも良いと思います。
2つ目はアンカリング効果。
先に与えられた情報や数字の影響で、無意識のうちに判断を歪められてしまう現象のことです。
例えばSNSなどで情報発信しているトレーダーの情報に踊らされてしまい、自分の戦略を持たなくなったり正しい判断が出来なくなったりする、というパターンですね。
このような失敗を避けるためには、様々な情報を比較して自分で考えることが重要です。
１つの情報を過信することは大変危険なので、総合的な判断ができるようになりましょう。
3つ目は自己奉仕バイアス。
成功したときは自分自身の能力、失敗したときは外部環境・外部要因によるものだと思いこむ考え方です。
この現象はFX以外でもよくありますね。
あなたのまわりにも、「成功したら自分の手柄、失敗したら人のせい」という人はいませんか？
この自己奉仕バイアスは、成功時には自信につながるというプラスの面もありますが、失敗時に内省ができずに同じ失敗を繰り返すといったマイナス面が大きいです。
FXでは、
「トレード手法を調べて良さそうなものがあったから試したけど失敗した。
これは自分じゃなくて手法を紹介してた人が間違ってる。」
と思い込んで振り返りをせずにまた別の手法を探す、という失敗パターンが多いです。
永遠に聖杯を探し続けてまったく進歩しない人ですね。
これを防ぐためには、トレードノートを書くことが一番です。
自分のトレードの過程をノートに記す事で、過去を客観的に振り返ることができますし、冷静に分析して改善できるようになります。
4つ目はヒューリスティックバイアス。
論理で一つ一つ確認しながら判断するのではなく、経験則や先入観に基づいて直感で判断してしまう現象のことです。
例えば「〇〇は危険だ！」という情報を見たら、危険だと言われるものを極端に避けたりするという感じですね。
例えば逆張りトレードが危険だという動画を見て
「じゃあ逆張りには絶対に手を出さないぞ」となってしまうパターンです。
実際は逆張りにはデメリットだけでなくメリットもあり、上手に使ってる人もいますよね。
このようにヒューリスティックバイアスの影響を受けると、本来なら恩恵を得られたはずなのに自分から離れてしまう、ということに陥りがちです。
ヒューリスティックバイアスを改善するためには、主観的な情報を真に受けてるのではなく、客観的な情報やデータを優先して論理的に考えることが大切です。
5つ目は感情バイアス。
自分の考えが間違っているのにそれを認めたくないという感情が強すぎて、自分に好ましくない情報や事実を受け入れられなくなる心理状態です。
FXで言うと、「相場が自分の予想と逆に動くとその事実を認めたくない」という感情が勝ってしまい、ここから予想通りに動くはずだと信じて結局損切りになるパターンですね。
感情バイアスを改善するためには、「相場に絶対はない」という前提を持つことが重要です。
相場が逆に動いて自分の思考を否定されたと感じても、そもそも相場はランダムウォークするものだと割り切って、冷静さを保つようにしてください。
まとめ
以上、FXにおける危険なバイアスの特徴と改善方法でした。
バイアスは無意識の内にあなたの判断を鈍らせ、トレードに大きな影響を与えます。
ですがバイアスの知識を持つことで、自身がバイアスに囚われているかどうかを自覚し対策することができるようになります。
優秀なトレーダーほど、テクニックだけでなく自身を冷静に分析する技術を持ち、感情に振り回されないトレードで高い勝率をキープしています。
あなたも今回紹介したバイアスを意識して、感情的なトレードミスを減らしていきましょう！
今回の記事も最後までお読みいただきありがとうございました！
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■自己紹介
名前：『金勝(キムマサル)』
職業：元19億円運用の証券トレーダー
TKC（トレードキングダムコミュニティ）のゴジラシステム開発者
年齢：40歳
趣味：ワンピースのアプリゲーム、バウンティラッシュに課金
週末は嫁と旅行✈
現在は海外を拠点に活動しながら、
プロトレーダー育成コミュニティ「トレードキングダム」の運営者
裁量トレードに必要なスキル・時間を９割カットさせて稼ぐことに特化させた
「ゴジラシステム」の開発者でもある。
コロナショック以降、友達や親友から
「在宅投資でなにかできないか」
「働いても将来が不安になってきた」
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という相談をたくさんいただいていました。
大切な友人が2019年巨額詐欺に巻き込まれたことをきっかけに、
自分の力で周囲の人を助けられないかと自問自答した結果、
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