こんにちは!キムマサルです
今回は「やってはいけない自動売買でNGな通貨ペア」について解説していきたいと思います
市場は常に動いているため、その時々によって注意しなければならないことも流動的です
今回は、「今のマーケットで自動売買に不向きな通貨ペア」を紹介しましょう
それはズバリ……『ドル円』なんです!
「1番メジャーな通貨ペアじゃん!」
「安全で初心者向けって教本にも書いてあったけど!?」
と思う方も多いでしょう
ただ、今自動売買でドル円に手を出すのはかなり危険なんです!
そのあたり、詳しく解説していきますね
やってはいけない自動売買でNGな通貨ペア【EA】
そもそも自動売買ツール(EA)というのは、あらかじめ作られたルールに基づいて取引を行います
これを「ロジック」や「アルゴリズム」と言ったりしますね
そして世に出回っているEAの多くは、「ナンピン」を主軸としたロジックが組み込まれています
ナンピンとは、ポジションを持った後に下落した際、さらに買い増す手法のことです
こうすることで損益分岐点となる平均取得単価が下がり、利益を得やすくしようというもの
下がれば下がるほど買い増し続けるので、「攻撃こそ最大の防御」といったスタンスです
しかしこのナンピン買い、大きなトレンドが形成されているときは負けやすい傾向にあります
なので「ナンピンを取り入れた自動売買ツールは、大きなトレンドが発生しているときに損失が出やすい」という事ですね
ちなみにEAはリリース前に「バックテスト」という検証をしていることがほとんどです
これは、過去2~3年の市場データをもとに、EAが理想的な挙動をしているか確認するものですね
これは言い換えると、ほとんどのEAが「過去2~3年に経験したことのないトレンド」に対して理想に反する動きをする可能性が高いという事です
「バックテストではもう少しで反発していたから、今のうちに買い増しておこう!」というプログラムが働き、ここぞとばかりにナンピンを繰り返してしまいます
そして今まさに、ドル円がこの状況にあるんです!
まとめ
ドル円は今、実に20年ぶりの高値に挑戦中
上の画像は、USD/JPYの月足です
2007年、2015年と124円で高値が頭打ちになっています
こうした背景(バックテスト)から、2022年5月に124.000近辺でエントリーしたEAも多かったのではないでしょうか?
EAの内部プログラム的には、上で説明したように「過去のデータから、この辺りで反発が来る!」と判断してエントリーしたわけですね
そして、現在も反発を信じてナンピンし続けているかもしれません……
しかし実際のところ、現在はその高値をはるかに超え、140円を突破しました
長期的に見ると、今後ドルが強いのはもちろん、円はさらに弱くなる傾向です
つまり、高値更新もありえなくはないという事ですね
こうした状況では、自動売買ツール(EA)を安易に信じて、ドル円に手を出すのは危険でしょう
ツールは便利なものですが、手放しで頼り切らず、何が起きていてどうすべきなのか、しっかりと考えながら付き合っていきたいですね!
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