トレードのヒント

【チャートパターン】フラッグでボーナスタイムを見極めろ!

こんにちは!キムマサルです。

 

FXのチャートを見てても、実際にエントリーするタイミングが分からなくて悩むことありませんか?

 

タイミングを見極める方法として、チャートパターンを活用するやり方があります。

FXトレードは「チャート分析に始まり、チャート分析に終わる」と言われるくらいチャートが重要視されてます。

 

その理由は、テクニカル分析を好むトレーダーがとても多いため、チャート上に多くの投資家たちの心理が反映されてくるからなんですね。

なのでチャートパターンがよく機能するというわけです。

 

パターンの動きや特徴を知っておけば、相場予測もしやすくなるので、トレードの勝率をあげるための武器になるのは間違いないです。

一言でチャートパターンと言っても、ダブルトップや三尊などたくさんのパターンがあるんですが、今回はその中でも「フラッグ」について解説しようと思います。

フラッグの基礎知識からフラッグを活用したトレード手法までお伝えしていくので、ぜひ最後までお読みください。

【チャートパターン】フラッグでボーナスタイムを見極めろ!

「フラッグって何なのか?」をお伝えする前に、まずはチャートパターンの基本的なところを抑えておきましょう。

 

先ほどもお伝えしたように、トレードする上でチャート分析は必須です。

このチャート分析で使われるものに「チャートパターン」があります。

 

チャートパターンとは、チャート上によく現れる特徴的な形のことを指していて、トレーダーが特に意識するのは大きく分けて2つ。

・トレンド転換型のチャートパターン

・トレンド継続型のチャートパターン

です。

 

フラッグは「トレンド継続型のチャートパターン」に分類されるので、基本的にはチャートの天底には現れません。

さて、では実際にフラッグにはどんな特徴があるのか見ていきましょう。

 

フラッグは日本語に訳すと「旗」です。

FXでは、旗みたいな形を作りながら動くチャートパターンのことをフラッグと呼びます。

まずは一方向に大きく動いて、旗の「持ち手」の部分ができます。

その後、一定期間の高値・安値をそれぞれ結んだレジスタンスラインとサポートラインに抑えられながら、同じ値幅くらいでジグザグ動いて、まるで旗の「布」がなびいてるような形を作ります。

これがフラッグの特徴的なパターンです。

 

上下のラインでしばらくもみ合ったあとトレンド方向に抜けてくると、ラインブレイクとなって抜けた方向に大きく動く可能性が高いと考えられてます。

・上昇トレンド中にできるフラッグを「上昇フラッグ」

・下降トレンド中にできるフラッグを「下降フラッグ」

と言います。

上昇フラッグであれば「買い」、下降フラッグであれば「売り」といった感じでエントリーするのが、フラッグを使ってトレードするときのセオリーです。

 

フラッグはトレンド継続型のチャートパターンなので、トレンドの調整局面となる踊り場によく現れます。

つまり「押し目」「戻り目」のことです。

トレンドは一本調子に上がり続けるのではなくジグザグ波を描きながら進んでいきますよね。

 

例えば、上位足で押し目となっている部分を細かく見てみると、短期足ではフラッグを作っていて、一見すると下降トレンドが発生してるように見えるわけです。

目先の動きはどんどん下げそうに見えても、大きな波は上を向いているので、いずれ大きな波の方向に一気にブレイクする可能性が高いです。

 

短い時間足だけみてエントリーしてると、実は大きな時間軸では逆トレンドだったなんてことはよくある話なので要注意。

フラッグは大きな波の一部にすぎないので、上位足がどっちを向いてるかを把握して、その方向に抜けるなら、そのまま素直についていくのが正解ということですね。

 

それではフラッグを使ったトレード方法をご紹介していきます。

 

何となくここまでの話から

「ラインブレイクでエントリーすればいいんでしょ?」

と思ってる方もいるんじゃないかなと思うのですが…それだけで勝てるほどFXの世界は甘くありません。

 

予測はできるものの、100%こう動くというのはあり得ないからですね。

フラッグはトレンドの勢いを味方につけて、ラインブレイクのタイミングでエントリーできるチャートパターンではあります。

ただ、毎回ブレイクエントリーしてたら、何度もダマシに引っかかる可能性だってあるわけです。

特にラインブレイクというのはダマシが起きやすいポイントでもあるので、バカ正直に信じてるとかなり勝率を落としてしまい、メンタル的にもしんどい思いをすると思います。

 

では、どうしたらいいのか?

シンプルに「一旦待つ」ことです。

 

ラインブレイクのタイミングを狙ってエントリーするに違いはないのですが、

・このブレイクで本当に抜けたのか?

・このブレイクがダマシでないか?

を確認するんです。

具体的に言うと、ラインブレイクしたあとに抜けたラインまで一旦戻ってくるのを待ちます。

レジサポ転換することが多いので、そこから再度トレンド方向に動き出すタイミングでエントリーです。

例えばこれはドル円4時間足チャートですが、一度ラインブレイクするもダマシになって、すぐフラッグ内に戻ってくる場面が見られました。

一旦待つことで、こういうダマシを回避できるので、ムダな損失を出さずにすみます。

その後、再度ラインブレイクして、レジサポ転換確認。トレンド方向に動き出すタイミングでエントリーすることで、きちっと利益になっています。

 

4時間足など大きな時間足でフラッグを見つければ大チャンスです!

抜けたらかなりの利幅が期待できるので、フラッグっぽいなと思ったらすかさずラインを引いて待ちましょう。

もちろん15分足以下などの短期足でもフラッグは頻繁に現れます。

私の場合、何度も入り直すのが嫌なので、なるべく早い段階でエントリーチャンスがあれば入り、トレンドが続く限りポジション保有したままにすることが多いですね。

 

トレンドの勢いが強いとブレイクしたまま戻ってこないこともあるんですが、チャンスはまたいつでもめぐってきます。

機会損失よりも、リスク回避が何より重要だと考えてます。大切なお金ですからね。

まとめ

今回はトレンド継続型のチャートパターン「フラッグ」について解説してきました。

 

フラッグの特徴や、フラッグを活用した勝率の高いトレード手法は参考になりましたか?

上位足と下位足のマルチタイムで見ることで、フラッグはかなり使えるチャートパターンになります。

 

トレード戦略のひとつとして強い武器になるので、ぜひあなたのトレードに活かしてみてくださいね。

 

今回の記事も最後までお読みいただきありがとうございました!

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名前:『金勝(キムマサル)』
職業:元19億円運用の証券トレーダー
TKC(トレードキングダムコミュニティ)のゴジラシステム開発者
年齢:40歳
趣味:ワンピースのアプリゲーム、バウンティラッシュに課金
週末は嫁と旅行✈

現在は海外を拠点に活動しながら、
プロトレーダー育成コミュニティ「トレードキングダム」の運営者

裁量トレードに必要なスキル・時間を9割カットさせて稼ぐことに特化させた
「ゴジラシステム」の開発者でもある。

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