こんにちは!キムマサルです
FXの手法には、自動売買や裁量トレードなどさまざまな運用手法がありますが、
「MAM(マム)」や「PAMM(パム)」といった運用手法を聞いたことはありますか?
これらの手法はザックリ言うと、
「第三者に売買の判断を任せそれに合わせて自分の注文を自動で入れる」
というもので、国内FXにはなく、一部の海外FXで扱える手法になります。
いわゆるコピートレード、ミラートレードといったものですね。
「実際に勝ち続けている人のトレードを再現して同じように儲けを出せる」
と聞くと魅力的に感じる人もいるかもしれません。
時間のかかる分析や判断をプロトレーダーに任せて利益が出るなら、いますぐ導入したいという方もいると思います。
このようにMAMやPAMMは、初心者トレーダーの方やチャートを見る時間がない忙しい方にとっては救世主のように素晴らしい運用方法に見えます。
しかしその裏には、通常のトレードとはまた違ったリスクが潜んでいます。
実際に詐欺や資金ショートが頻発していて、今も被害が拡大しているのが現実です。
美味しそうな案件に乗ったら資金のほとんどを失ってしまい、後になってMAMやPAMMに関する詐欺の手口だと知ったなんてこともあります。
そして詐欺被害に合った人のほとんどは、「自分は引っかからないから大丈夫!」と思っていました。
詐欺師はそういった慢心を狙って罠を仕掛けてくるので、しっかりと対策方法を身につけておきましょう。
ということで今回は、
MAMやPAMMとは一体どういうものなのか?
詐欺被害に合わないための注意点は?
といったテーマで話をしていこうと思います。
初めてMAMやPAMM、コピートレードやミラートレードといった言葉を聞いたよという方、資産を守るためにも詐欺対策は万全にしておきたいという方はぜひ最後までご覧ください。
FX詐欺を告発!コピトレやミラートレードでの被害に要注意!!【MAM、PAMM】
誤解を生まないように初めにお伝えしておきますが、コピートレードやミラートレードで取引すること自体に違法性はありません。
プロのトレーダーや投資家に資金管理を任せて利益を出してもらう、というサービスは実際にあります。
投資信託なんかがそうですよね。
有名なものには「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」やちょっと異なりますが「つみたてNISA」などがあります。
ただ、FXのコピートレード・ミラートレードだと嘘をついて、詐欺ツールを購入させようとする会社が存在するので注意が必要だ、ということです。
こうした詐欺のほとんどは、コピートレードを偽ったMAM・PAMMによる物で
これらの区別がつかない初心者を狙って勧誘するので注意が必要です。
コピートレードは、プロバイダーのシグナルを利用者の口座で受信して取引を行う方法なので、取引の主導権はあくまで利用者にあります。
なので利用者の好きなタイミングで取引を辞めることも可能です。
一方でMAM・PAMMは、取引を停止したい、決済・出金をしたいと思ったとしても、
契約中はこういった操作を自由に行うことが出来ません。
このような違いがあるのでしっかり覚えておいてください。
続いてMAM・PAMMの大まかな仕組みについて解説していきますね。
MAMやPAMMは、FX口座を自分で作り、実際の運用や売買を第三者に託す、というものになります。
どういう仕組みかと言うと、まず自分のFX口座を作ります。
そしてその自分の口座には、いわゆる親口座というものに紐付けされます。
運用を委託したプロトレーダーやファンドマネージャーの親口座が注文を行うと、紐付けされている子口座である自分の口座でも、残高に応じて同じポジションのエントリーが行われます。
つまりは親口座のコピートレードが実行されるので、親口座が利益を上げると子口座を持つユーザーの利益も上がり、親口座でのトレードが失敗に終わるとユーザーも損失となるということですね。
子口座では親口座と全く同じ取引が同じ利回りで行われるので、親口座を運用してるプロトレーダーやファンドマネージャーが継続して結果を出すことができる優秀なプレイヤーなら、子口座の資金もどんどん増えていきます。
なので初心者の方や自分ではなかなか成果を上げられないという方が、親口座の運用に期待して自分の資金を託しています。
「うまく取引ができないからプロに運用を託したい。」
というニーズに応えるサービスということですね。
次にMAMとPAMMの違いについて解説していきます。
まずPAMMとはPercentage Allocation Management Moduleの略で
顧客から委託された資金をプロトレーダーが運用しています。
顧客は自分の資金・発注権限を運用者に委託することになるため、トレーダーの詳しいポジション情報は一切公表されず、確認出来るのはポジションを決済した後の利益と損失の結果のみです。
このように透明性が低いことから、現在ではPAMMのサービスはほとんどの業者で停止しています。
一方でMAMは現在も利用可能です。
MAMとはMulti Account Managerの略で
顧客の口座をプロトレーダーが直接取り引きして資金運用をしています。
顧客が運用者に委託するのは発注権限のみなので、エントリータイミングやロット数、ポジション数など、具体的な取引履歴を確認することができます。
また自動売買ツールと似ている部分もありますが、基本的にはツールではなくプロトレーダーが手動で運用しているので、大きな経済指標発表時などのファンダメンタルズ的に不安定な時には取引しない、などの裁量判断を行ってくれる利点があります。
なのでMAM・PAMM利用すること自体は悪くないのですが、問題なのは「親口座を運用してる人の経歴や実績、EAの種類やその中身をしっかりと理解して利用しているのか?」という事です。
MAM・PAMMの詐欺被害に遭う人の多くは、FXの基本的な仕組みも良く知らないし、自分自身で取引した経験もありません。
それなのに、
「MAM・PAMMを利用すればトレード初心者でも簡単に資金を増やせます!」
「凄腕トレーダーが資産を2倍に増やせば、あなたの資産も2倍になります!」
といった誘い文句に心踊らされ安易に入金し、その後は取引内容すらチェックしない。
なんて方があまりにも多い気がします。
そしてあくまで私の知っている限りですが、実はかなりの確率でMAM・PAMMユーザーの資金は一定期間内に溶けています。
口座開設後に悲惨な状況に陥る方がほとんどです。
もちろんユーザーの資産を増やすために、誠実なMAM・PAMMを提供している業者もいますが、口座を作るだけ作らせて資金を騙し取ろうとする悪徳業者がいるのも事実です。
そういった業者で口座を作ってしまった場合は、資金の持ち逃げや出金停止などのリスクも考えられますし、基本的にポジションを持っている間は出金できない事が多いです。
詐欺目的の場合だと常にポジションを保有し続けて手動決済を不可能にする事で、遠回しに出金できない状態を作り出しているケースもあります。
最初から稼がせる気がない案件、
最初は順調に稼げても後で一気に溶けてしまう案件、
損切りばかりでそのまま自然消滅する案件など、
広告の内容と異なったMAM・PAMMがほとんどです。
ここまででMAM・PAMMの詐欺案件の危険性について分かって頂けたと思うので、次は詐欺業者はどのようにして近づいてくるのか、どうやって対策すればいいのかを見ていきましょう。
MAMを提供する側は手数料と成功報酬という形で収入を得られるため、詐欺グループはこれを悪用して稼ごうとしています。
初めはSNSから
「あなたは何もしなくてもOK。」
「口座に資金を入れておくだけで増えていく。」
「興味がある方は、こちらのリンクから口座開設してください。」
といった流れで勧誘される場合が多いようです。
さらに改ざんした取引履歴などを見せ、投資初心者を狙って案件を持ちかけてくるパターンもあります。
そういった勧誘をしてくるアカウントは大抵フォロワーが多く、好意的なコメントが寄せられているため、権威性が高いように感じられて信じ込んでしまうのです。
また魅力的な運用実績と紳士的対応で騙されてしまう場合もあります。
例えば月利100%という実績とともに
「もし損失が出た場合には全額返金します」といったリスク保証も提示していたら
「返金するって事は自信がありそうだしリスクが低いかも?」
と感じてしまいませんか?
詐欺業者はこういった心理を利用してきます。
続いて、すでに詐欺グループに騙されている可能性が高いパターンを紹介していきましょう。
1つ目は、出金ができない、ホームページにアクセスできない、グループチャットに参加できない、といったパターンです。
MAMは契約期間中の出金はできないため、「契約期間を伸ばしませんか?」などの誘いには要注意です。
また連絡が途切れてしまう場合も詐欺業者の可能性が高いですね。
2つ目は、投資資金を増やした瞬間に負けるパターンです。
最初の1,2ヵ月は上手くいっていたから追加で資金を投入したら
次の数か月で急に口座資金が溶けてしまい、こうなって初めて「詐欺かもしれない」と気が付く人が多い様に思います。
最後にこういった詐欺被害にあわないための対策法を3つ紹介していきます。
1つ目は、事前の情報収集を怠らないこと。
Google検索などで「MAMの運用者やグループ名」プラス「詐欺」と検索して、詐欺被害が出ているかどうかを確認するだけでも騙される確率は大幅に下がるかと思います。
またそもそもマイナーな業者は避けて大手のFX会社しか使わないというのも手ですね。
知名度が高く長い間多くのユーザーに愛用されている業者を使えば、出金拒否などのリスクも減らすことができます。
2つ目は、契約期間をよく確認すること。
例えば運用実績が素晴らしい割に契約期間が長い場合は怪しいです。
MAMは契約中の出金が許可されていないので、契約期間が異常に長い場合は注意が必要になってきます。
最後3つ目は、1ヶ月間の平均トレード回数を把握すること。
あまりにも取引回数が多い場合は、手数料を目的とした詐欺の可能性が高いです。
以上3点に気を付けて詐欺被害を未然に防ぎましょう!
まとめ
今回は、コピートレードやミラートレード、MAM・PMAMについて解説してきました。
MAMを利用した詐欺案件が多く出回っているため利用する場合には
・情報収集をしっかりする
・契約期間を確認する
・1ヶ月間の平均トレード回数を確認する
この3つのことに気をつけて業者を選びましょう。
基本は大手のFX会社を選んでおけば安心です。
また、既に利用しているMAMがちょっと怪しいなと感じた方は、契約期間が終わるまでは新たに資金を追加しないようにしてください。
それからコピートレードは初心者に向いているとよく言われますが、FXで勝てるようになりたい方にはオススメしません。
コピートレードは短期的には勝てるかもしれませんが、基本的にはトレーディングスキルが身に付かないので、長期的に勝てるようにはならないからです。
私のブログやYouTubeチャンネルではmトレード手法に関する記事や動画も投稿しているので、トレードスキルを身に付けて資産を増やしたいという方はぜひご覧ください。
今回の記事も最後までお読みいただきありがとうございました!
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【自己紹介】
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■自己紹介
名前:『金勝(キムマサル)』
職業:元19億円運用の証券トレーダー
TKC(トレードキングダムコミュニティ)のゴジラシステム開発者
年齢:40歳
趣味:ワンピースのアプリゲーム、バウンティラッシュに課金
週末は嫁と旅行✈
現在は海外を拠点に活動しながら、
プロトレーダー育成コミュニティ「トレードキングダム」の運営者
裁量トレードに必要なスキル・時間を9割カットさせて稼ぐことに特化させた
「ゴジラシステム」の開発者でもある。
コロナショック以降、友達や親友から
「在宅投資でなにかできないか」
「働いても将来が不安になってきた」
「なるべく少額から稼げるビジネスはないか」
という相談をたくさんいただいていました。
大切な友人が2019年巨額詐欺に巻き込まれたことをきっかけに、
自分の力で周囲の人を助けられないかと自問自答した結果、
FXコミュニティを立ち上げることになりました。
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